2009年5月29日(金)
diary707.html
 新庄市の西田さん宅で一泊させていただき、二人で新庄の植物を描かせていただいた日のこと。夕方近くになったとき「お父さん、今夜のご飯、セミの寿司で良い?」「セミの寿司?美味しいから良いんねが」・・・という話が階下から聞こえてきました。「私、捕りに行って来る」・・・とお嬢さんの声。(えっ 虫捕り網を持って出かけたの???蝉の寿司??? 蝉の羽を取って?茹でるか焼いて???? オラヤンダ(俺は嫌だ)
「文子さん、今夜は蝉の寿司だって。僕は嫌だ。すぐに帰るべは」「急に帰るなんて。私はまだ絵が仕上がっていないから、いま帰るのは無理」・・・・もたもたしているうちに「ただいまぁ」とお嬢さんの声。(とうとう覚悟を決めて蝉の寿司をご馳走になる決心を固め、食堂に向かった紀世彦でした)
 テーブルの上には、美味しそうな寿司がならんでいて、箸入れには「瀬見温泉○△寿司店」と書いてありました。(帰らないで良かった紀世彦でした)
 
次の頁へ
前の頁へ
トップ頁へ