2011年6月14日(火)
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「ところで坂本九さんをお乗せする車は?」と佐藤信二古窯社長さん。
「たぶん僕の車で・・・」
「坂本九さんクラスですと大きな車でないと失礼にあたるかもしれませんので、よろしかったら私どもの車をお使いください。運転手もつけますので、空港への送り迎えなど2日間ご自由にどうぞ」と社長車を貸してくださいました。

 子供たちが通う小学校のPTA仲間の鹿野道彦氏(現農林水産大臣・当時運輸政務次官)も「私の旗揚げの時に坂本九ちゃんに来ていただいたことがあるので、私からもプロダクションに電話してあげましょう」とおっしゃってくださいました。
 ところが「鹿野がプロダクションに電話したそうだ。杉崎は選挙がらみで九ちゃんを呼ぶ計画だ。鹿野道彦を長井に連れてくるらしい。古窯だってそうでなければ無料で泊めるはずがない。閉校記念の会に坂本九を呼ぶのは反対だ」というとんでもない話がもちあがり計画はご破算寸前に追い込まれました。近藤鉄雄氏(経済企画庁長官・労働大臣を歴任)が日本の宿古窯の現社長ご夫妻のお仲人でしたから、鹿野氏が関係するはずはないのです。政治活動とは全く無関係だったのですが、このデマ話が長井工高定時制閉校記念の会直後、僕の職場での失脚につながりました。

 
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