僕は九ちゃんに手紙を書きました。
前略、僕の家には星空の見える借景窓「九ちゃんの窓」があります。母校の定時制課程閉校記念の会で、最後の8人の卒業生と一緒に九ちゃんと肩を組んで「見上げてごらん夜の星を」を歌い、また何時の日にか定時制高校が必要とされる時代が来るかもしれないので、夢を持って20年間の歴史を閉じたかったのです。山形へ来られる時には、ぜひ我が家にお立ち寄りください。
マナセプロダクションから、坂本九ちゃんが長井工高定時制閉校記念の会にボランティアで来てくださるという電話をいただきました。
手紙を読んでくださった九ちゃんが「小さな町のたった8人の定時制高校生。これは仕事ではない、僕行く」・・・とおっしゃってくださったとのこと。九ちゃんが自分の意思で動いたのは24年の歌手生活の中で最初の出来事だったそうです。
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