2011年8月21日(日)
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 共同石油名古屋支店の特約店研修会に招かれた時、午前中が僕で午後からが城山三郎先生の講話でした。城山先生は冒頭に「経営者の皆さん、従業員の皆さんを数字でしばっていませんか。サラリーマンが長いサラリーマン人生の中で、名刺の肩書きで仕事が出来るのはわずか数年です。大切なのは従業員の皆さんに趣味を持たせることです。定年までに趣味のレベルが高まっていれば定年後は薔薇色の人生を歩むことが出来ます。男の勝負は60歳を過ぎてからです」とおっしゃって、石川播磨重工業の前身鈴木商店の大番頭金子直吉氏(号が片水・・・金子のKは、漢字の水の右半分ということから)の話をされました。

先生の話に感動した僕は、記念に色紙に先生の好きな言葉を書いていただきました。先生が書いてくださったのが『男一匹、炎の中の道を行く』。凄い!これはガソリンスタンドで働く僕の人生そのものだ!と喜んでいたら、「お待ちください、これは外国の方の言葉ですが私の大好きな言葉です」と言われ、『静かに行く者は健やかに行く。健やかに行くものは遠くまで行く』と書いてくださいました。

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