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              専務が怒っている「越権行為」「選挙がらみ」など、僕には理解できないことばかりでしたので、あっけにとられた状態でいました。「士は己を知るもののために死す」という言葉が好きだった僕は、全面的に僕を信じて仕事を任せてくれる専務の片腕として働くことに生きがいを感じていました。それが何故突然に専務の態度が急変したのか? 
             職場での状況は悪化するばかりでした。諸手当カット、昇給停止、ボーナスカットなど、降格は現実の問題として我が家の家計に響き始めました。 
            そんな中で思い出したのが、城山三郎先生の言葉でした。 
             
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