2011年4月8日(金)
diary828.html
 3月11日の東日本大震災の時に僕たちがいたNHK文化センター福島教室のあるチェンバ大町ビルの西3軒隣に、数多くの名曲を生んだ作曲家古関裕而生誕地跡のピアノ型記念碑が建っています。サッカーJ1モンテディオ山形の勝利の歌「山形県スポーツ県民歌」も古関裕而作曲(西条八十作詞・歌藤山一郎)です。この歌を聴いたり歌うと、お腹の底から力が湧いてくるように思えるのです。今日の福島教室で「昔は藤山一郎、今は杉崎紀世彦が歌っています」なんて冗談を言ったらリクエストがきて全曲4番まで歌いました。とっても良い曲で、前奏も間奏も心が弾むような素敵な曲です。
 山形県スポーツ県民歌は、僕の高校時代の恩師、故大築亨(あきら)先生が、県の教育課長時代に発案されて「月山、雪、朝焼け、最上川・・・」などのヒントを西条八十氏に送って作詞していただいたそうです。先生からお聞きしたのですが「♪月山の雪で始まるのは、鳥海山、朝日岳、飯豊山、吾妻山、蔵王の山々が隣県と境を共有しているのに、月山は山形県内に聳えていることから選んだ」とのことでした。「山形県スポーツ県民歌」で検索すると合唱曲を聴くことができます)
 福島県で歌うときは、月山を吾妻山や安達太良山に、最上川を阿武隈川に、スポーツ山形をスポーツ福島にして歌ったらどうかな・・・と思ったのですが・・・

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