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2011年3月17日(木) |
diary822.html |
昨夜、帰宅途中に工房近くのガソリンスタンド手前の県道に、数十台の車が明朝7時からの開店目当てに駐車していました。
ここにきてようやく停止していた製油所の安全確認も終わり、石油精製が再開。油槽所の火災も鎮火。多くの方々の努力で、貨車やローリー、船で石油製品が東北地方に向かってくださっているので、間もなくすればガソリンや軽油、重油、灯油の品不足が解消されるというのを分かっていながらも、僕も今朝3時に起きて給油待ちの列に並ぼうと思いました。湯たんぽ、毛布、暖かいお茶、果物、携帯トイレの代用に広口の蓋つきのガラス瓶・・・などを愛車に積み込みエンジンをスタートさせようとした瞬間、あたりが寝静まっている早朝に、まるで家出でもするような心持ちになり、物凄く自分自身が空しくなりました。「やめた」・・・と言って湯たんぽを抱えながら部屋に戻ったら、文子さんがクククツと笑っていました。
愛車のガソリンは、除雪機のみかんちゃんのタンクから抜いて補充しました。おかげで除雪はほとんど手作業です(泣)
今日は木曜クラスの日。基本のキのクラスは24日に日延べさせていただいたので、朝6時に工房駐車場の除雪に来ましたが、なんと、県道17号線は工房脇の交差点を通り越して給油待ちの車が延々と伸びていました。並ばなくて良かったです!
大震災後、12日の土曜クラス、14日の月曜クラス、そして今日の木曜クラス。お会いできた絵の仲間と手を取り合って、会えたことの喜びを分かち合いながらの講座でした。
被災された方々のことを思うと、言葉になりません。が、仙台、福島、山形教室の皆さんのご無事の報をお聞きするたび、嬉しくて二人で涙ぐんでおります。
工房での講座は12日から行っています。NHK文化センター山形教室は、すでに講座が再開されています。、仙台教室は21日まで休講(泉教室は未定)。福島教室は31日まで休講との連絡が入りました。
原発の恐怖が、早くおさまりますように・・・命がけで働いておられる方々の身の安全を祈るばかりです。
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