2011年2月26日(土)
diary818.html
 「どの花も それぞれ 願いをこめて 咲く」。
 この楽焼絵皿は、歌手の坂本九ちゃんが、我が家の借景窓「九ちゃんの窓」がご縁で、1982年(昭和57年)3月6日に、僕の母校長井工業高校定時制課程閉校記念の会にボランティア出演してくださった時、前泊された上山温泉日本の宿古窯さんで書かれたのを、古窯現会長佐藤信二氏から頂戴したもので、僕の宝物です。
 「どの花も」は「どの人も」に当てはまるように思えて、僕は九ちゃんのこの言葉を大切にして生きています。九ちゃんがもう一枚書かれた「一路 白頭に至る」の絵皿は、古窯さんの1階の展示棚に飾られています。
 あの時、お金の無い僕たち卒業生の夢が実現したのは、坂本九ちゃんとマネージャー、それに付き人の方の宿泊料金だけでなく、前夜祭に参加した僕たち卒業生の分まで全額無料にしてくださった古窯さんのご厚意があったからでした。
 九ちゃんのヒット曲「見上げてごらん夜の星を」は、定時制高校をテーマにしたミュージカルのテーマソングでした。「見上げてごらん夜の星を」は、僕の人生を大きく変えるきっかけになった歌です。(話が長くなりますので、素敵なまわり道に書き込みます)
ちょうど25年前の1986年2月26日、僕は文子さんに「3月25日で退社する」と言って退社届けを出しました。その時の退社届けにも九ちゃんのこの言葉を書きました。
 2月26日は、僕の心の記念日です。 夜の講座で皆さんに話したら、M田さんが「今日は2・26事件があった日ですね」・・・(M田さんによると、今日は僕にとっての2・26事件だそうです)。


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